よくあるご質問

鍼や灸の刺激を的確な経穴に与えることにより気血・臓腑・経絡などの乱れの調整を行い身体を正常な状態に導こうとするものです。当院の考え方として、現在ある苦痛を取り去ろうとするだけでなく、その人の過去から現在までの心身の状態を把握することで未来までも予測し正常な状態を維持すること、『未病を緩和する』ことに重きをおきます。

効果があります。効果があるからこそ何千年にもわたって鍼灸というものが存在しているのではないでしょうか？

出ている症状に対処すると同時に、四診によりその方の過去から現在までの心身の状態を把握し不調を起こしている根本を導き出し、そこを正していくよう施術を行ってゆきます。

可能な限り使用する穴処（ツボのことです）・鍼の本数を絞り込み、効果が分散してしまわないようにします。場合にもよりますが基本的に打つ鍼の本数は1～2本程度と少ないです。その場限りの気持ちよさを求めたり、本数や時間で算定したりするような施術は行いません。

その人その時の身体の状態などによりますので一概にはいえません。が、慢性化するほどに長くかかるものが多いかと思います。尚、症状がなくなってもそのよい状態を維持するよう定期的に施術を受けられることをおすすめします。

以前痛い鍼を受けて恐怖感をお持ちの方でも「痛くない」と仰います。身体の状態などにもよりますが基本的に刺入時の痛みはないと思っていただいて結構です。

そういうことはありません。合わないのではなくその方に合うような施術がされていないのです。

使用する鍼のページにもありますように、もっとも一般的な毫鍼という身体に刺す鍼、古代鍼や火曳きの鍼という身体に触れる・かざすだけの鍼、打鍼という木槌で叩くことにより身体に振動を与える鍼などを用いています。尚、毫鍼は各施術ごとに使い捨てます。

実は、気血・経絡・臓腑の状態を整えてゆく本来の鍼灸を行うことで美容的な効果はあります。詳しくは『美顔鍼』の項をご覧ください。ただ、効果を実感されるのに時間を要することも多いためより顔面部に特化した美顔鍼も取り入れています。また、ダイエットについて特化したものは行っていませんが、こちらも身体の状態を整えてゆくことで対応できます。

鍼灸と漢方、ともに東洋医学にのっとった考え方であり、鍼灸での病名を漢方薬名で表したりもします。互いに補完するところもありますのでおすすめです。

当院では滅菌処理を施した鍼を使用し、一施術ごとに使い捨てますので感染症の心配はありません。

現在、当院では実費診療のみ行っており、保険診療は扱っておりません。 保険で取り扱える疾患は限られており、無理に適合する病名をつけ不正請求を行うことなどで問題になったりしています。 今後、上記のような問題がなくなれば是非保険も取り扱いたいと考えています。